意外と知らない!正しい自己分析ツールやアプリの使い方
皆さんは自己分析をするとき、
自己分析ツールやアプリを使っていますか?
自己分析は面倒だからと、
ツールなどでパパッと済ませようと
している人も多いのではないでしょうか。
しかし、そのツールなどの使い方を
間違えると、上手く自己分析ができずに
苦労することになるかもしれません。
反対に、
自己分析ツール等を上手に使えれば
自分の強みや弱みをしっかりと理解できて、
就活をスムーズに進めて行けます。
今回は、そんな自己分析ツール等の欠点,
正しい自己分析の仕方について
解説したいと思います。
実際に、Googleなどで
"自己分析ツール"と調べると、
“簡単” , ”すぐできる“
と書かれたものが多くあります。
ついつい簡単で、すぐできるものを
選んでしまいがちですが
最初からツールやアプリを使って
自己分析をするのはおススメしません。
その理由は、
・項目がわかりづらい
・信憑性が薄い
・自分の意見じゃない
の3つです。
まず、"項目がわかりづらい"
というのは
結果で出てくる○○力や、○○性などです。
正直、そんな結果が出てもすぐにピンと
くることはないんじゃないでしょうか。
また、他人に伝える際にも
わかりやすいもののほうがいいですよね。
次に、"信憑性が薄い"です。
出てきた結果とは、
先ほど挙げた○○力や○○性などに
テンプレートが組み合わされたもので、
実際に自分自身のエピソードから
裏付けされているものではないからです。
なので、その分析結果をもとにして
「私には創造力があります!」と主張しても
信憑性に欠けます。
また、“簡単” , “すぐできる”
ようなもので自己分析をしてしまうと、
より信憑性の薄いものとなってしまいます。
先程、実際に自分自身のエピソードから
裏付けされているものではないから
信憑性が薄いと言いましたが
「出た結果からエピソードを
見つければいいだけじゃないの?」
と思う人もいると思います。
それが3つ目の、
"自分の意見じゃない"
につながってきます。
どういうことかというと、
まず、分析結果で出てきたものを
自分のエピソードの中から探そうとします。
そうすると、たまたまそう思えるような
事柄を例に挙げてしまうことがあります。
要するにこじつけができるんです。
占いなどで使われるバーナム効果と
似ているかもしれません。
それを自分の強みや弱みだと
思い込んでしまい、
本来の自分を見失ってしまうことに
なりかねないのです。
もちろん、
全てが正しくない結果だとは言いません。
ですが、それらのことを踏まえた上で
自己分析していって欲しいと思っています。
「じゃあ、自己分析ツール等は
使わないほうがいいの?」
と思うかもしれませんが
そんなことはありません。
実際に利用する場合に
僕がオススメしているのは、
先に自分で自己分析をしてから、
照らし合わせるような形で
ツールなどを使うということです。
そうすることで、
先程言った "信憑性が薄い",
"自分の意見じゃない"
という問題を解決することができて
客観的な評価で自分の考えを後押しでき、
それが自信に繋がってきます。
なので、まずは自分自身の
経験や考えで自分を分析する。
その後に、客観的な確認を取るために
ツールなどを使う。
というのが自己分析の流れになっています。
就活の色々な場面で重要になってくる
"自己分析"
就活をスムーズに進めて
自身の夢に近づくためにも、
ぜひこの記事に書かれている内容を
意識してやってみてください。